ハイロウズ活動休止

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なんてこった。最近珍しくライブDVDなんて出すもんだからちょっとおかしいなと思ってたら、まさかこんなことになってしまうとは。

(記事を一部抜粋)
最後のライブは、今月5日、中央大学(東京・八王子)の学園祭。訪れたファンは「風邪でもひいたのかと思うくらい、ヒロトの元気がなかった。しかも10年間で初めてマーシー(真島)がMCをやったので驚いた」と“異変”を明かした。

僕は幸運にも、今となっては最後のライブとなってしまったこの中大のライブに行ってきたんだけど、ニュースに書いてるような悲しいライブでは決してなかった。このニュースちょっと悲しいストーリーにしようとしている気がする。ヒロトはいつもみたくルパンみたいな細い体で元気いっぱいピョンピョンとダンス&シングしてた。マーシーもいっぱいシャウトしてた。調さんも元気いっぱいノリノリだったし、大島さんも華麗にスティクを空中にぶん投げたりとすごい勢いだった。まったくもって辛気臭いライプなんかじゃなかった。むしろいつも以上に楽しくてかっこいいライブだった。チンコも出してた。その日僕は二日酔い状態でライブ行ったんだけど、一曲目からそんなの吹っ飛んだ。いつも以上のロックなハイロウズだったんだ。

確かにマーシーのMCがあってビックリしたけど、それは活動休止するから最後にみんなに挨拶しなきゃとかそういうニュアンスではないと思う。だってマーシーがMCした内容ってのは確か、会場となった中大の多摩キャンパスのあたりに昔マーシーは住んでたみたいなことで、多摩テックがどうのこうの言ってて、多摩がんばれよ〜、みたいなちょっとふざけた感じのMCで会場を笑わしてたんだ。とてもファンキーなMCだった。

そんな感じで、中大のライブはいつもどおりの楽しいライブだったんだってば。何もおかしなところなんてなかったのさ。活動休止については何も触れてなかったし、そういうことを匂わすような雰囲気もまったくなかったんだよ。だからそんな悲しいニュースに仕立て上げないでくれ。もう、ただでさえ辛いのに。

でも、あのときはすでに活動休止を決めてたと思うから、いつもどおりのライブをしてくれたのは彼らなりのやさしさなのかもしれない。ハイロウズの4人にとって、今回の活動休止はなにもそんなに悲しいことでもセンチメンタルなことではなくて、むしろ前向きなことなんじゃないかな。悲しんでるのはファンだけで、今回の活動休止は新たな境地に進むためのステップに過ぎなくて、またきっとなんかすっげえ楽しいことをやらかしてくれるに違いないんだ。ああ、なのになんでこんなにも心にぽっかりと穴が開いたような気持ちになるんだろう。

泣いてねえよ!ちょっと目にごみが入っただけだってば。ああ、モニターが霞んで何書いてるのか読めない。涙で明日が見えない。

今となっては、あのときの「今日も漠然と感謝の言葉を言います」と言ったヒロトのMCが精一杯のお別れの挨拶だったのかもしれない。ハイロウズ、今までホントにありがとう。ずっと僕の人生のBGMです。6回ライブ行ったけど一回もバームクーヘンやってくれなかたのが唯一の心残りだけど。